【1984.11.11菊花賞】
道中は中団。直線の抜け出し。
美しい正攻法で、史上初の無敗の三冠。

1984年菊花賞表彰式。優勝したシンボリルドルフの馬上で、クールで知的と知られる岡部幸雄ジョッキーは高々と右手を掲げ、3本の指を立てた。ただの三冠ではない、史上4頭目で初めての無敗の三冠。しかも後方一気の前年の三冠馬ミスターシービーとは違う、好位から危なげなく抜け出す、完全無欠の三冠馬だった。その後、菊花賞から中一週でジャパンカップに果敢に挑戦し3着。有馬記念にも強行出走し優勝。翌年、天皇賞春で三度目となる、ミスターシービーと史上一組だけの三冠馬対決を制する。秋の天皇賞は休養明けから当時では異例の直行をし2着。続くジャパンカップに勝ち、有馬記念を連覇。さらに海外にも挑んだ。ただの正統派の英才ではない。進歩的な野平調教師、岡部騎手とともに、前馬未到、七冠の皇帝は、溢れる改革精神で、あのシンザンの五冠を超え、競馬の常識を超えた。

【1984.4.15皐月賞】
直線、宿敵と一騎打ち。堂々の一冠に、
岡部騎手は表彰式でまず一本指を掲げた。

【1984.5.27日本ダービー】
向正面、騎手の合図に動かず泰然自若。
競馬を知る皇帝は、直線自らハミを取り先頭に。

1代 2代 3代

パーソロン
Partholon
鹿毛 1960

Milesian

My Babu

Oatflake

Paleo

Pharis

Calonice

スイートルナ
栗毛 1972

スピードシンボリ

ロイヤル
チャレンヂャー
Royal Challenger

スイートイン

ダンスタイム
Dance Time

Palestine

Samaritaine
開催日 レース名 開催
場所
着順 騎手 コース・
距離
タイム 1(2)着馬
1983年
7月23日
3歳新馬 新潟 1 岡部
幸雄

1000m
0.59.2 (ブロークンヒル)
1983年
10月29日
いちょう特別
(400万下)
東京 1 岡部
幸雄

1600m
1.37.3 (エビス
ジョウジ)
1983年
11月27日
3歳オープン 東京 1 岡部
幸雄

1600m
1.39.9 (ハルーダ)
1984年
3月4日
弥生賞(GⅢ) 中山 1 岡部
幸雄

2000m
2.01.7 (ビゼンニシキ)
1984年
4月15日
皐月賞(GI) 中山 1 岡部
幸雄

2000m
2.01.1 (ビゼンニシキ)
1984年
5月27日
東京優駿(GI) 東京 1 岡部
幸雄

2400m
2.29.3 (スズマッハ)
1984年
9月30日
セントライト
記念(GⅢ)
中山 1 岡部
幸雄

2200m
2.13.4 (オンワード
カメルン)
1984年
11月11日
菊花賞(GI) 京都 1 岡部
幸雄

3000m
3.06.8 (ゴールド
ウェイ)
1984年
11月25日
ジャパンカップ
(GI)
東京 3 岡部
幸雄

2400m
2.26.5 カツラギ
エース
1984年
12月23日
有馬記念(GI) 中山 1 岡部
幸雄

2500m
2.32.8 (カツラギ
エース)
1985年
3月31日
日経賞(GⅡ) 中山 1 岡部
幸雄

2500m
2.36.2 (カネクロシオ)
1985年
4月29日
天皇賞(春)
(GI)
京都 1 岡部
幸雄

3200m
3.20.4 (サクラ
ガイセン)
1985年
6月2日
宝塚記念(GI) 阪神 取消 岡部
幸雄

2200m
- スズカコバン
1985年
10月27日
天皇賞(秋)
(GI)
東京 2 岡部
幸雄

2000m
1.58.8 ギャロップ
ダイナ
1985年
11月24日
ジャパンカップ
(GI)
東京 1 岡部
幸雄

2400m
2.28.8 (ロッキー
タイガー)
1985年
12月22日
有馬記念(GI) 中山 1 岡部
幸雄

2500m
2.33.1 (ミホシンザン)
1986年
3月29日
サンルイレイS
(GI)
サンタアニタ 6 岡部
幸雄
芝12F - Dahar