【1964.5.31日本ダービー】
好敵手のウメノチカラと一騎打ちとなった直線。
一旦交わされるも、鞭に応えて差し返して二冠を達成。

「シンザン、三冠達成はできそうにない」。アナウンサーは絶叫した。1964年菊花賞。名手、野平祐二の奇襲戦法、オークス馬カネケヤキの大逃げがはまっていた。前年、名門武田文吾の元に入厩したシンザン。普段はおとなしく、武田の期待は薄かったが、デビューから5連勝で皐月賞へ。素質を見抜けなかったことを武田はシンザンに詫びたという。春の二冠を達成し、迎えた菊花賞。夏負けも克服し、武田は三冠を確信した。しかし、打倒シンザンに燃える野平の奇策で3コーナーで100mの差。だが、直線で「ナタの切れ味」と呼ばれる豪脚がうなり、2馬身半差で悠々と偉業はなった。翌年の天皇賞秋と有馬記念も勝って空前の五冠、生涯19戦15勝2着4回。そして、その記録以上に、「シンザンを超えろ」という生産者の夢を、厩舎関係者の闘志をかきたてる名馬だった。

【1964.5.31日本ダービー】
戦後初の三冠馬、シンザン。
その強さは日本競馬界の目標となり、
「シンザンを超えろ。」は、長く合い言葉となった。

1代 2代 3代

ヒンドスタン
Hindostan
黒鹿毛 1946

Bois Roussel

Vatout

Plucky Liege

Sonibai

Solario

Udaipur

ハヤノボリ
栗毛 1949

ハヤタケ

セフト
Theft

飛龍

第五バッカナム
ビューチー

トウルヌソル
Tournesol

バッカナムビューチー
開催日 レース名 開催
場所
着順 騎手 コース・
距離
タイム 1(2)着馬
1963年
11月10日
3歳新馬 京都 1 栗田勝
1200m
1.13.9 (ホシツキ)
1963年
11月30日
3歳オープン 阪神 1 栗田勝
1400m
1.25.7 (エイブルマン)
1963年
12月14日
3歳中距離特別 阪神 1 栗田勝
1600m
1.40.0 (オークラヤマ)
1964年
1月4日
4歳オープン 京都 1 栗田勝
1600m
1.42.3 (ハナビシ)
1964年
3月29日
スプリングS 東京 1 栗田勝
1800m
1.51.3 (ヤマニン
スーパー)
1964年
4月19日
皐月賞 東京 1 栗田勝
2000m
2.04.1 (アスカ)
1964年
5月16日
4歳オープン 東京 2 栗田勝
1800m
1.50.8 ヤマニンシロ
1964年
5月31日
東京優駿 東京 1 栗田勝
2400m
2.28.8 (ウメノチカラ)
1964年
10月10日
4歳以上オープン 阪神 2 栗田勝
1800m
1.51.6 イチミカド
1964年
11月1日
京都盃 京都 2 栗田勝
1800m
1.52.1 バリモスニセイ
1964年
11月15日
菊花賞 京都 1 栗田勝
3000m
3.13.8 (ウメノチカラ)
1965年
5月29日
4歳以上オープン 阪神 1 武田博
1600m
1.37.7 (ヤマヒロ)
1965年
6月13日
4歳以上オープン 阪神 1 武田博
1850m
1.53.7 (ヤマヒロ)
1965年
6月27日
宝塚記念 阪神 1 栗田勝
2000m
2.06.3 (バリモス
ニセイ)
1965年
10月2日
4歳以上オープン 阪神 1 武田博
1850m
1.54.0 (ヒカルポーラ)
1965年
11月3日
目黒記念・秋 東京 1 栗田勝
2500m
2.42.2 (ブルタカチホ)
1965年
11月23日
天皇賞(秋) 東京 1 栗田勝
3200m
3.22.7 (ハクズイコウ)
1965年
12月18日
4歳以上オープン 中山 2 武田博
2000m
2.05.5 クリデイ
1965年
12月26日
有馬記念 中山 1 松本
善登

2600m
2.47.2 (ミハルカス)